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2009/04/30

My trial under the blue sky

2009042601

5寸ほどの綺麗なアマゴを取り込んで暫し見惚れたあと、素早くリリースしようとした僕に友人が笑ってこう言った。
「あれー、洋さん、写真撮らなくていいの?」
僕はアマゴを流れに戻しながら、こう応じる。
「いいんだよ。もっといいのを釣るからさ」。
綺麗な青空の下、まだ肌寒い朝の出来事。
この時はそう信じていたのだけど、今考えりゃ、あのアマゴの写真、やっぱ撮っとときゃ良かったなと(笑)

ランチ後に入った区間は、小さな渓に樹の枝がせり出し、朝の区間以上にブッシーなポイントが延々と続いていた。しかも水が出た後で、水面にも所々に折れた小枝が見え隠れしていている。それでも僕は、この渓で16フィートのティペット・リーダーで通すと心に決めていた。友人もその位の長さだったし、何しろ例のDVDで渋谷さんが「トラブルがあってもまずは慣れることだ」って言っていたからね。へなちょこフライフィッシャーほど、感化されやすいものなんだよ(笑)、
けどまぁ、現実はそう甘くはない。
くるんくるんと、後方のブッシュに僕の毛鉤とティペッが絡めとられる。何とか外そうと思って竿を煽ったら、プツンとティペットが切れた…。
水面の枝にも毛鉤がシッカリ食い込んで絶好のポイントを台無しにする…。
やっとこさ水面に毛鉤を落としたと思ったら、今度はティペットが予想外にターンオーバーして見事に毛鉤が水面を滑っていく…。
そうこうしているうちに次第に僕の集中力は低下し、下手なキャストが更に雑になっていった。やれやれ、まぁ僕がよく陥るスパイラルパターンってやつだ(笑)。

対する友人はどうだ。僕とほぼ同じシステムなのに、軽々とブッシュをかわし、様々なキャストを駆使しながら釣りを楽しんでいる。ポイントを丹念に攻め、確実に毛鉤を流し、アマゴを次々と引き出して見せるのだ。
2009042600
後方の障害を避け、オフショルダーキャストで落ち込みを攻略するわんさん

圧巻はカタの攻め方だった。僕の毛鉤は、落ち込みの流れに引っ張られたり、ティペットの他の部分が流速の異なる他の筋にのったりして微妙なドラグがかかる。
けれども、友人の毛鉤は実にゆったりカタを流れ落ちるのだ、まるで毛鉤が「食べてくれー」って言っているかのように。ゆっくりと流れる毛鉤に吸い寄せられるように水面を割るアマゴ。
カタのサカナを掛け損ね、次々に走らせる僕と、確実にフッキングさせ、続けざまに寄せる友人。あまりの差に、ちょっと感心してしまうくらいだった。
まぁ、僕が感心している場合じゃないのだけど(笑)

2009042602
今シーズン一番の苦戦 午後からの釣果は…(苦笑)  

結局、午後はすっぽ抜け・バラシの連続、同じ淵で5連続の掛け損ねなどの失態も演じ(笑)、最後まで僕のネットが濡れることはなかった…。
一人なら、増水・低温・フィッシングプレッシャーで渋かった、サカナが小さい…なーんて言い訳もできるけれど、まぁ目の前で掛ける人がいたからなぁ。ぐうの音もでないよ(笑)

今シーズン、これまでロングティペット・リーダーで結果を出して少しは自信にもなっていたのだけど、考えてみれば全ていわゆる開けた渓での結果だった。
今回、このブッシーな渓に少しばかり伸びた鼻を折へし折られた感じだな。
だけど、友人が楽しんでいたように、さまざまな障害物を避け、いろんなキャストでロンティペット・リーダーシステムを使いこなせるようにならないと意味がない。
そういう意味では、DVDもいいけれど、手本になる友人が目の前にいるということはとても幸せなことだね。
友人の指摘で僕のティペットの置き方の悪いクセを把握したり、新たな課題を見つけたり、次から釣行の参考になることが沢山あって、本当に友人に感謝だ。
でも正直なところ、少しずつ巻き貯めた毛鉤を10個近くもロストしたのは、予想外でさすがに辛かったのだけど(笑)

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コメント

洋さん、お疲れ様でした♪

やや過剰に褒めすぎな気がするけれど・・・
まあどっちにしても可愛いサイズばかりだったからね。
子供を苛めないために、わざと毛鉤に出さずにいたなんて
心憎いフライフィッシングしてるよね(笑)
本番はこれからだからさ!
楽しく行こうぜー!
毛鉤ストックしないとダメですよー
GWはタイイングツールも持って行ったほうが良いね!(笑)

投稿: わん | 2009/05/01 20:49

こんにちは!

フッキングは最初の1,2匹がきれいに決まると、その日の合わせのタイミングがずっといい感じで続く気がします。

自分はフライを始めたころから、たまたまブッシュの小渓流が多かったので、フライのロストは少ないみたいです。
でもやっぱ開けたところが気持ちいいですよね~

投稿: ぷくぷくりん | 2009/05/02 09:49

わんさん、こんばんは!
あれ、わんさん、知らないの?
こういうのを、褒め殺しっていうんだよ(笑)

で、昨日も20時間お疲れ様でした♪
>GWはタイイングツールも持って行ったほうが
 良いね!
昨日の結果を踏まえたうえだと、なんと返していいのか、
ちょっとやりきれなくなるなぁ、お互い…(笑)

投稿: 洋 | 2009/05/05 18:30

ぷくぷくりんさん、こんばんは!
確かに最初の1尾をうまく取り込めるかどうかは、
その後に影響しますね。
掛け損ねると、下手なりにアレコレ考えちゃいますから(笑)。

僕も開けた渓が好きなんですが、
ブッシュの下とかキャストしにくいところは
やっぱりいいサカナがつきますからね。
ダメもとでキャストして、案の定引っかけってばかりです(笑)

投稿: 洋 | 2009/05/05 18:41

洋さん、こんばんわ!!
長いティペットのリーダーシステムは、仰る通りトラブルが付きものだけど
慣れるコトでその恩恵を受けるコトがありますね。
流芯の奥の流れを釣るときや、巻き返しのイワナを狙ったりするときなんかも
長いティペットが効果的だったりしますが、如何せんティペットが長い分だけ
消耗も早くて、ティペットの予備が無いと不安になります。
そのせいで、ベストのポケットはパッツンパッツン・・・それはボクのウェーダーか(爆)
見本となる友人か居ると、イイですね!!やっぱりライブ映像がイチバン勉強になりますね!!

投稿: terry | 2009/05/06 20:52

terryさん、こんばんは!
とりあえず、今シーズンは慣れるってことで
少なくとも16フィート位で通しでやってみようと
思ってます。
今回のようなボサでもテクされあれば
十分ブッシュはかわせるってことが友人のおかげで
わかりましたしね♪

確かにロングティペットだと確かにティペットの
消耗が激しいです。
なのに、一昨日の釣行で、8Xのスプールを流れに
落っことしてしまい、急いで流れを下りましたが、
増水気味で救出できず…。
僕もウェーダーはパッツンですが、そんときは頭も
プッツンしちゃいました(笑)

投稿: 洋 | 2009/05/06 21:50

洋さん、こんばんは~!!

>今考えりゃ、あのアマゴの写真、やっぱ撮っとときゃ良かったなと・・・
ふふっ、あるある~とPCの前でひとり頷いておりました^^。
そういう時にはセルフタイマーで自分の釣り姿を撮ったり
マクロで片っ端からムシやら石やら花の写真を撮って
気分転換を図るのがイチバン。・・・でも宝石のような
渓魚の写真、やっぱ撮りたいですよねぇ・・。

投稿: ita-gon | 2009/05/07 21:32

ita-gonさん、あはようございます!
なるほど、気分転換の写真撮影ですね。
僕の場合、釣れるとそういう心の余裕ができるんですが、
釣れないと水面ばかり見てます(笑)

でも先週末のGW釣行では、教訓を生かして
ちっちゃくとも、序盤にきっちりサカナの写真を
撮っておいたのが功を奏しました♪

投稿: 洋 | 2009/05/09 09:23

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