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2006/10/15

満喫!秋の美濃フィッシングエリア

20061014mino12
美濃FAストリームエリアを攻める管理人 撮影はgodzillaさん 感謝!

秋の美濃フィッシングエリア・ストリームエリアでの釣りは僕にとって少々荷が重い…。
3年前はボウズ、昨年は大雨の中、イブニングでやっとこさの1尾。
春にはあんなにボコボコ釣れるのに、この時期の美濃FAでの釣りはなかなか一筋縄ではいかないのだ。それでもこの管理釣り場に足を運んでしまうのは、やはり一般渓流をそのまま利用したロケーションが気に入っているということと、釣りが難しい分1尾をキャッチするまでのプロセスが面白いからに他ならない。

20061014mino10 午前8時頃、現地に着くと駐車場には既に沢山の車。シーズンが終わって2週間、考えることは皆同じようだ(笑)。
早速、godzillaさんと支度を整え、駐車場下のフラットな流れに降り立つ。水況は水曜に雨が降った割りにはかなりの渇水、こりゃ苦戦しそうだな…。
さて、どうするか。
まずは、6Xのリーダーに6.5X、7.5Xのティペットを繋ぎ、駐車場下から落差のある流れを釣り上がる。毛鉤は#16のノンテイルパラシュートを選択した。
けれども案の定と言うか、当然と言うかコチラから見えるアマゴ達は僕の毛鉤を全く無視(笑)。しばらく釣り上がったけれども水面を割るアマゴはいない。
その上、ふと周りを見渡すといつの間にか、前にも後ろにも宙を舞うフライラインが見える。まぁ600Mしかないストリームエリアだからなぁ。魚影は濃い訳だし、そもそも釣れない理由を先行者のせいにしてはいけないのだ。
ここで、ドライフライに見切りをつけ、久々のルースニングシステムでアマゴを狙う。けれども、これが僕には難しい。そもそもマーカーがズバッと引き込まれるようなアタリはまず期待できない。だから必然的にサイトフィッシングのスキルが求められるのだけど、毛鉤の見えるクリアかつ止水のアマゴ達は、毛鉤を見切ってUターン。逆に流れのあるポイントでは、アマゴが毛鉤を咥える動きが捉え辛く、僕が上手くあわせられないのだ。それに産卵期を控え、戯れるアマゴ達が水中でヒラを打つののが更に紛らわしい(笑)
ティペットを8Xフロロまで落とし、ハーズイヤーやフェザントテイルからアトラクター系まで投入して最上流まで釣り上がったけれど、結局ヒットには結び付けられなかった。
何で掛からないんだぁ、と熱くなったお頭を冷やしつつも、サイトでのニンフィングについては今後も修行が必要だと痛感。下流へ舞い戻り、再び同じ流れにアタックする。
いつの間にか日も高くなりサカナの活性も幾分高くなってきたようなので、再びドライフライを結んで流れを攻める。
で、それから暫らく進んだ淵、右岸の小さな巻き返しにサカナが定位しているのが目に留まった。流芯を跨いだこちら側の淵に悠々と泳ぐ沢山のアマゴがいるから、普通の釣り上がりではついつい見落とし勝ちなポイントだ。流れもそこそこ有り、ティペットを見切られる可能性は低い。好機到来だ。
#16の釣り上がり様CDCダンを慎重に流芯向こうの反流転にのせる。
反流転の毛鉤がヨタヨタ円を描いた所で、バシャッ!
思惑通りアマゴが激しく水面を割った!
「してやったりっ」とアワセをくれて、サカナの重さが掌に伝わった瞬間、「ブチッ!」てなんだよ(笑)
見ると6.5Xと7.5Xのティペットの結び目からプッツリ…。やれやれ、結びが甘かったのか、アワセが大きすぎたのか。その場にへたり込む管理人なのであった。
美濃FA厳しいぜ(泣)

20061014mino11それでも気を取り直して岩をよじ登ると、二つの大岩の間を縫うように流れるトロッとした 流れが目に飛び込んできた。
深緑色の流れは深みもありそうで、左岸からは別の筋も合わさり、適度な水勢を作り出している。もちろん水面を意識しているサカナも見える。
コイツはいけそうだ。
右岸からアップクロスで、合流ポイントの少し上に#16のCDCダンを落とす…。
けれど、アマゴはちょっと浮上するだけでまた定位場所へ沈んでしまった。
すごくやる気はありそうなのだけどな。
そこで、先日の石徹白釣行で尺上の実績のある、godzillaさん(写真右)に教えて頂いた毛鉤をボックスから摘み出す。TP77フックににGUDEBRODの10/0スレッドを使って巻き上げたサイズにして#22相当の繊細なCDCダン。来シーズンの為に美濃でテストしようと思い、数本巻いてきたのだ。まさにコイツを使う絶好の場面だろう。
直前にアワセ切れしているから、強くアワセ過ぎないよう自分に言い聞かせて、先ほどと同じポイントにポトリと毛鉤を落とす。
流れ出しの白泡に紛れ静かに流れる毛鉤。ゆっくり浮上するアマゴの黒い影。
影はそのまま、静かに水面を割り反転した。
幾分ん控えめにアワセを入れたロッドがこの日初めて絞られる。
「よしっ!」
今日初めて背中のランディングネットに左手が廻り、慎重に岸に寄せてランディング。秋の美濃FAストリームで、明るいうちにキャッチした初めての1尾だ。
20061014mino01
6寸ほど。新しい毛鉤を巻いた甲斐があった!

わずかばかり増えた自分の引き出しでキャッチできたアマゴだけに嬉しかったな。
こういう経験を積み上げて、へなちょこから、少しはまっとうなFFになりたいもんだ。

ランチといつもの楽しい珈琲タイムを挟んで、午後はgodzillaさんと最下流から釣り上がる。途中、小指ほどの小さなアマゴを釣ったのだけど、稚魚放流はしてないはずだから、ここで再生産された個体なのかもしれないな。だとすれば嬉しいことだ。20061014mino05
で、暫らく釣り上がったところで、小さな流れのカタ(右写真)に定位しているアマゴを発見。
落ち込み寸前の速い流れに逆らいつつ、盛んにその魚体を上下させている。かなり流れもあるし、アマゴも水面を意識しているので、これもチャンスありだ。
右岸の大き目の岩に隠れて、今度は#16のオーソドックスなCDCダンをヒラキに放つ。毛鉤はあっと言う間に速い流れに引っ張られてドラグが掛かりスゥーッと流れる。こりゃ早過ぎると思い、ロッドを僅かに動かすとカタの落ち込み寸前で毛鉤が一瞬止まった…。と次の瞬間、狙ってたアマゴが激しく飛び出し、セットフック!
そのまま、一つ下の流れに下らせ、放流魚らしいモタモタした引きを寄せて無事ネットイン。結果的にはドラッグがかかって良かったと言うことかな。まぁ、こういうのもありでしょう(笑)

20061014mino02
ちょっとサイズアップの8寸

その後もいろんな試行錯誤を繰り返し、イブニングでは2尾のアマゴを追加して終了。ハッチは極小のユスリカの群飛に、ちいさなメイフライがチラホラといったところで、ライズもあまり見られなかった。それでも、都合4つのアマゴと逢えた秋の一日。課題を残しつつも、昨年、3年前に比べてれば自分でも納得の釣りができたかな。
条件の厳しい今時期の美濃FAストリームの一番の攻略方法は、多少流速のある流れに定位するアマゴを見つけ、一投勝負でヒットさせるのが効果的だと思う。流れのない淵を群れをなして悠々と泳ぐアマゴをドライで仕留めるのはイブニング以外至難の業。あとは、サイトでのニンフィング。事実、godzillaさんはアウトリガーでも釣果を上げられてましたからね。もし次11月あたりにここを訪れる機会があれば、サイトフィッシングのスキルを上げるため、ニンフにこだわって楽しもうかな…。
いずれにしても、オフにも試行錯誤のフライフィッシングを楽しめる美濃FA、いいところですよ。ご一緒頂いたgodzillaさん有り難うございました!

20061014minowan
秋の渓流は気持ちいいワン!美濃FAの看板犬^^

*今回、美濃FAの管理人さんに、美濃FA自家製の綺麗なアマゴを見せて貰ったのだけど、どのアマゴも胸鰭も大きくピンと張っていて魚体も素晴らしいアマゴで驚いたなぁ。あれをストリームに放流するかどうするのかは訊きませんでしたが、いろいろと頑張ってる管理釣り場だなと感じましたよ。

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コメント

洋さん、お疲れ様でした。
禁漁を向かえ、お客様の入りも凄そうで魚たちは
きっと一気に警戒心を強めてるのでしょうね、でも
そんな中でキッチリ仕留められるあたりは流石です!!

サイトのニンフィングは流れのあるところの方が
慣れればきっと釣り易く感じると思いますよ~!!!

投稿: Rolly | 2006/10/15 23:32

洋さんどうも~
土曜に美濃行かれていたんですね・・・
お疲れ様でした!
実は私も日曜に午後券のみで美濃行ってきました。
やはり、シーズンの余韻があり厳しいと解っていながら
ストリームを選んでしまうんですよね~
いや~でもほんと厳しかったです。
そういえば、私も小さな・・・ほんと小さな稚魚が
泳いでるのを確認しました。
再生産固体・・・だとほんと嬉しいですね!

投稿: ばびい | 2006/10/16 14:15

洋さん、こんにちは!
着々と修行の成果が現れているみたいですね~。ちょっと羨ましいかも・・・。この時期でもストリームでの釣りが出来る環境が近くにあるのはいいですね。しかもレベルが高そうなので、良い修行場ですね。

今月中に美濃FAに行こうかと画策しておりましたが、みんなの都合が合わず、お流れになりました(悲)。流れの中での釣りは来春の蒲田までお預けです。いっぱい欲求を溜め込んで、3月には弾けちゃう予定です。僕も修行しなきゃなぁ・・・。

投稿: ita-gon | 2006/10/16 20:37

洋さん、こんばんわ!!!
赤いベストのオッサンとの修行、楽しそうだな〜。ちょっとウルサイけど(笑)
そういえば、ボクは昨年ココで初めてgodzillaさんとお会いしたんだな〜って思い出しながらエントリーを読ませていただきました。ちょっとだけ懐かしい(笑)
ボクも名古屋に居た頃は、godzillaさんほどではないけど、美濃FAにはよく通ってました。その当時はニンフの釣りを覚えたくて、朝イチから夕方まで遊んでました。当時はレインボーが放流されていたので、今とは違う面白さがあったんですよ。その時にニンフの釣りを覚えたので、アタリは解りやすかったんですけど、今はアマゴのみなので、ちょっと難しそうですね。でもニンフの釣りを覚えると、格段にサカナとの出会いは増えるかもしれません。頑張って修行に励んでくださいね!!!

投稿: terry | 2006/10/16 21:27

洋さん、こんばんはっ!
土曜日はお疲れさまでした&お世話になりました。
terryさんと初めて会ったのも美濃FAでしたね(遠い目)。それで思い出すのは洋さんと初めて一日中釣りをした1年前の大雨@美濃FA(^^ゞ。随分苦労して最初のアマゴを洋さんが釣ったわけですが、あの時の修行の成果は2006年の釣果に顕れますよと思ったこと。見事、その通りになりましたね。サスガです。
結果だけを追い求めるのではなく、プロセスを楽しむ洋さんのスタンスが結局は好結果に繋がってますよね。このエントリーにあるように、釣れない言い訳を先行者が居たからとか、自分のスキル以外に求めるミットモなさとは別次元にある洋さんの釣りスタイルに共感してますよ~。今度は石徹白清掃会で、ロッドを持たずに渓魚の営みを観察して楽しみましょう!それも絶対来シーズンに繋がりますよね。

投稿: godzilla2004 | 2006/10/16 22:00

Rollyさん、こんばんは♪
前に比べたら少しは釣りになりましたが
バラシたり掛け損ねたり、まだまだ課題だらけで
お恥ずかしいです(^^ヾ

「サイトのニンフィングは流れのある所のほうが釣り易い」って
以前お話されてた。筋を少しずらして毛鉤を流して
サカナが動いた瞬間を掛けるってヤツですかネ^^
そのメソッドの詳細、今度お会いしたときゆっくり
教えてくださいね!

投稿: | 2006/10/17 00:13

ばびいさん、どうもです。
日曜日にいらっしゃったんですね!
僕の場合、シーズンの余韻が無くても
釣りになるなら、基本的にはストリームエリア
ばかりなんですよ^^
流れを前にしての思考が好きなんですね。
まぐれで「釣れた」交通事故的な1尾ではなくて、
試行錯誤の上、きっちり「釣った」と胸を張って
言えるような、そんな充実感を味わうべく
今後も美濃FAで修行しますよ♪

投稿: | 2006/10/17 00:23

ita-gonさん、こんばんは!
条件の厳しい日の多い今時期の美濃FAはその分
ホントいい道場ですね^^

FFを修行しながら楽しむ術を心得ている
赤いベストの師範代もいらっしゃいますし(笑)
ita-gonさんも都合があったら是非ご一緒しましょう!

投稿: | 2006/10/17 00:32

terryさん、毎度ですっ!
楽しいですよ~、ちょっと言うより
かなりウルサくて、大笑いで、
帰りの運転車がフラついて危なかった位です(マジ)

でもニンフの釣り、僕も本気で覚えたいですね。
エントリーでも触れましたが、次行く機会があったら
ルースニングは勿論もサイトフィッシングや
アウトリガーにこだわって楽しんでみようと思ってます。
まずはterryさんが巻くような綺麗なニンフ巻かなきゃ^^ヾ

投稿: | 2006/10/17 00:41

godzillaさん、こんばんは♪
こちらこそ土曜日は有り難うございました。
そうですね、あの雨の美濃FAからもう1年経つんですね。
たった1尾を釣る為に土砂降りの中、お互いずぶ濡れになりながら、
godzillaさんにアドバイス頂きつつ終日試行錯誤したあの釣行は、
今でも僕の心に強く残ってます。
あの時の体験は、その後の僕のフライフィッシングに対する考え方に
凄くいい影響を与えてくれていると思いますし、もしそれが
今シーズンの釣果に結びついたとすれば、こんなに嬉しいことはありませんね^^
至福の「修業的毛鉤釣り」。今後もおつきあいさせて下さい♪

清掃会も楽しみましょう!

投稿: | 2006/10/17 01:03

こんばんわ!相変わらず難しい管理釣り場ですね。ですが、この位の方が何かと勉強になりますね。(私の場合ですが)
それにオフの時に河川で釣れる所はホント、貴重だと思いますよ。
それにしても、ドライで良く釣れましたね!流石です!
私なら、同じドライでも迷わずミッジを結んじゃいます。

投稿: ライズ | 2006/10/18 20:05

洋さん、こんばんはっ!!度々です。
毎日の激務でお疲れのトコロ恐縮ですが、terryさん企画の“Fly Fishing Baton 2”のバトンを受け取ってください。お願いしま~す。エントリー要綱などは、terryさんブログが、拙ブログ、またはトラックバックをご覧ください。宜しくです!

投稿: godzilla2004 | 2006/10/18 20:25

ライズさん、こんばんは♪
難しい分、いろいろと試行錯誤するのが楽しいんですよね。
最近、そんな楽しみ方がでるようになってきましたよ。
まぁ、レベルが上がったというより開き直りなんですけど(笑)

今回はミッジは結びませんでしたが、美濃は
ミッジの修行にも最適ですよ、きっと。

投稿: | 2006/10/18 23:10

godzillaさん、こんばんは♪
おー、僕にお鉢が廻ってきましたか^^ヾ
勿論、引き受けますよ!
サラリーマンフライフィッシャーの面子に掛けて
平日エントリー頑張ってみます(笑)

投稿: | 2006/10/18 23:14

いやー、やっぱりドコの管理釣り場も賑わってたんですね
当日は段戸湖にいながらも、『もしかして…美濃は貸し切りの大爆釣だったりして…』なんて、ちょっとうらめしく思ってたんですけど(笑)

でも、さすがの美しいアマゴですね。カンツリのイメージ一新です!
もう早く行きたくてウズウズしてるんですが、急に所用が立て込みまして…あー、今ってホントにオフシーズンでしたっけ?(笑)

投稿: taro | 2006/10/18 23:16

taroさん、こんばんは!
僕の勘ではtaroさん、きっと美濃FA
気に入ると思いますよ^^
石徹白ほど遠くありませんし、東環道抜ければ
意外と近いと思いますよ!
ってことで、いつご一緒します?^^ヾ

投稿: | 2006/10/19 00:10

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» ■Fly Fishing Baton 2 [一から出直し修業的毛鉤釣]
※tokyo_terryさんが、釣りに行けない日のヒマ潰しにエントリーしたFlyFishing Batonなるモノ、お調子者の私は同じくヒマ潰しにBatonを(ノリノリで)受け取り、拙いエントリーでお答えしたことがあります。フライフィッシングのブログを始めて1ヶ月もしない頃でした。 terryさん、今回はそのエントリーをちょっと変えての再エントリー。 「乗ってくれるブロガー、いるかな?」ということで、再度私にお鉢が回ってきた次第です。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^... [続きを読む]

受信: 2006/10/18 20:22

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