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2005/09/25

ラスト釣行 in 木曽路 

夜明けの高速道路が好きだ。 20050924-00
普段なら眠りこけている時間帯、段々と白みゆく空をみつめながら、時にはお気に入りの曲、時にはRadio、そして時には静寂の中、ひとり車を走らせる…。これから向かう渓はもちろん、家族のこと、仕事のこと、いろんなことに思いを馳せたり、あるいはただ何も考えずにいられる僕にとって大切な時間だ…。フライフィッシングをやるようになって初めて手に入れたそんなひと時。今月末、僕のフィールドはついに禁漁を迎え、しばらくはそんなシーンともお別れすることになる…。

ガラにもなくそんな幾分センチな気持ち迎えた今シーズンのラスト釣行。
カミさんが実家に帰省中なのをいいことに、二日連続で行っててまいりました~^^。
行き先は両日とも今年から通い始めた木曽川水系。今年8回目。
ここも来年は年券ですね。

で、初日。まず先週開拓した渓へ向かいます。完全に出遅れの昼前のフィールド到着。ポイントを見て回ると既にそこかしこに釣人の車。やはりシーズン最後の連休ですからね。20050923-01まぁ先行者は仕方がないので、先週20センチクラスのイワナを出した区間をタタキ上がってみることに。ボサに苦戦しつつ大き目のドライフライをおいていくものの、反応はすこぶる渋い。うーむ…。暫く釣り上がって「今日はダメかなぁ」と思い始めた頃、小さな飛沫が上がった。咄嗟にアワせて寄せてみると12センチほどのイワナ。サイズは小さくともやはり嬉しい。来シーズンはもっと竿を曲げてくれることだろう。

その区間を終えた僕は、今年通い詰めたいつもの渓へと車を走らせる。
「ひょっとしたらこの時期本流差しがあるかも」なーんて浅はかな期待を胸に合流地点付近のポイントをみてまわる、が、ここも既に釣り人で一杯。むぅ。
止む無く中流域から入渓し、釣り上がってみることに。だけど、ここ渋い…。やれやれ、この渓も7月に初めて来た時以来、来るたびに難しくなってるよ。中型のイワナがフライを追う姿は見えるものの、なかなかフライにでてくれないのだ。悔しくも結局その区間ではサカナをキャッチできず、イブニングにかけることに。
目指すポイントは、先日何とか1尾を手にした橋下。早速橋へ車を向かわせると、やはりそこにも既に2台の車。しかも、橋の上から下流をのぞいて見ると、そこ見えたのは竿を振る餌釣の方(TT)。あちゃ~、どーしたものかなぁ…と思っていると、今マサにこの区間をタタキ終えたばかりのFFMが上流から橋を渡ってきた。
状況を聞いてみるとやはり「ほとんど反応なく渋かったね~」とのこと。いろいろと情報交換(っていっても貰ってばかりなんですが…(^^ヾ)やら何やらで10分以上話し込んじゃいましたね。見ず知らずの方と初対面でこんなに談笑できてしまうのもFFの良さだよなぁ。

で、その方と別れた頃、もう一度橋から渓を見ると、さっきの餌釣の方の姿はない。既に上流へ行ったのだろう。イブニングでは餌よりドライフライにサカナは反応するはず、と勝手に決め付け、やはり実績のあるこの橋にかけることにした。
入渓後、クーリングのためにゆっくりとティペットを付け替え、新しいフライを結ぶ。
暗くなる渓の隅に佇んでいると、いつしか自分が渓と同化していくような錯覚に陥る。
どの位時間が経過したのだろう。辺りはいよいよ暗くなり始めいい感じになってきた。
薄暮の渓流を前に高鳴る胸。
こんな気持ちになれるのもこの釣行で今年はラストなんだ。
そう思うと少し寂しいが、満を辞して、そして思いを込めて、まずは目の前のカタへ#14のアントパラシュートをそっとキャスト…
狙いより少し上流にフライが着水、流れに乗る…。
その刹那、バシャッとイワナが反転した!
少し大げさなくらい右腕を跳ね上げると、ククッとした小気味よい引きがロッドを曲げる。慎重に寄せてネットインしたのは、少し錆びの出たイワナ↓。やった~!

20050923-02

続いて流れ出しで1尾追加↓。白斑はあるけれどヤマト系のイワナで嬉しい。

20050923-03

この時間帯、今まで一体どこに隠れてたんだよーという位ポイントポイントでフライ目掛けてイワナが浮上してくる。型はどれも判を押したように20センチだったけれど、一気に4尾ほどのイワナをかけ、上機嫌の管理人。気持ちのいいロッドオフとなりました。やっぱこの時期は朝イチかイブニングなんですね~。
というか自分の腕ではこの時間以外つらいんだよな。やっぱり(笑)。

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20050924-04
で、迎えた2日目。
今度はリンクさせていただいている『輝ける沢の辺で』のライズさんと の釣行です。午前6時半に木曽路の道の駅で待ち合わせ、一路新規開拓の渓へ。
ゲートで車を停めた後、林道→川→獣道斜面を30分ほど歩き、ポイントを目指します。獣の気配充分で、こんなとこ小心者の僕一人ではこれないです。ハイ(^^ヾ
こんな→バカ高い堰堤を二つ高巻いたところでやっとこさ釣り開始。

20050924-01
ライズさんの勇姿

辺りは完全な山岳渓流の面持。渓も開けてて雰囲気はなかなか良い。どうやら先行者もいないようで期待を胸に僕たちは交互にキャストを繰りかえす。
で、しばらく遡行したところで早速チビイワナの反応。20050924-02
結構足跡があるのが気になったけれど、
「この先にいけば良型がいるはず…」。二人でそう信じて連続する大岩をよじ登り淵を腰まで浸かって前進していく。
けれども、そこから行けども行けども、たまーにでるのはこんなチビ(→)ばかり。挙句の果てにチビの反応もなくなってしまった。フィールドの谷は深く、帰りも川通しとなるので、ある程度詰めたところで遡行断念。かなりの距離を釣り上がりましたが結局チビイワナのみの釣果。帰りの足取りはちょっと重かったですね…。

で、チビイワナでは釣ったことにならないというライズさんのボウズ(さすがの自己基準!)を避けるべく、昨日イブでいい思いをしたいつもの渓へ向かいます。(ちなみに僕はチビでも釣れれば思い切りカウント、当然ボじゃないです(笑))
ライズさんが先日28センチを釣った橋から入渓しますが、フライを追うサカナの姿は見えるもののやはり渋い。昨日と同じ展開でやっぱイブニングかぁと思っていると、うしろで釣られてたライズさんのネットに20センチ強のイワナ。ぬぅ、さすがだ…。
ライズさんの釣りは見てるだけで勉強になる。
20050924-03 綺麗なループの展開でポイントへ正確にフライを運ぶ。サカナを見つける眼。遡行のテンポ。どれをとっても僕とはレベルが違いすぎる。腕の差に愕然とするというよりかは、いつか自分もああなりたいなぁ、と心の底から前向きに思えましたね^^;シーズンオフにはスクールでキャスティング練習を受けようと思いましたです。

で、僕はというと2度ほどのあったアタックのチャンスをモノにできぬまま、厚い流れとボサに苦戦。最後には雨が降り出し、ジャケットを忘れてた僕はジ・エンド(泣)。ライズさんは終了間際にも堰堤のプールで同サイズを一尾追加されてました。さすがですね。
その後、車に戻り雨が止むのを二人して待ちましたが、あろうことか土砂降りに。
僕の最後の望みの綱だったイブニングも諦めざるを得なく潔く(ほんとは未練タラタラ)ロッドオフとしました。

まぁ、結局、いい思いができたのは初日のイブニングだけでしたが、20050923-05
釣り三昧の二日間となりました。二日間、名古屋と木曽路を二往復。ほとんど寝てないし、華々しくラストを飾ったわけでもないけれど、シーズンラストに思う存分FFに没頭できて良かったですね。
特に二日目はチビイワナのみの貧果で一人なら凹むところでしたが、ライズさんと釣りして面白かったなぁ。本来ならイブの時間に、二人で蕎麦すすってマッタリしたり、本流のポイントを見て回ったりしたのも、楽しかったですね。
ライズさんに感謝です!

とにかくこれで僕の2005シーズンは終了。楽しい二日間、そして充実の4年目のシーズンでしたね。また来シーズンだ~。

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コメント

洋さん、こんちわっス!
釣果は抜きにしても、濃密な二日間だったようですね!
う〜ッ羨ましいッ!

>僕にとって大切な時間だ
ホントにそう思います。
イヤな事を忘れるためだったり、
問題を解決してくれるヒントが思いついたり、
仲間と純粋に釣りを楽しんだり、渓景色を見て感動したり。
FFと出会って本当に良かったと感じます。

来シーズンはボクも是非ご一緒させてください!
洋さん、ライズさん!

投稿: terry | 2005/09/25 12:23

おぉ!2連チャンとは!!
さぞラスト釣行を満喫できたことでしょうネ
それにしても、今さらながら思うのは、「愛知県ってイイなぁ」ということ
岐阜や長野の好フィールドにこうして日帰りで連続で行けるんですからねー

来シーズンは、自分ももうちょっとエリアを広げてみようかな、と思います
やっぱり…木曽川漁協は年券ですよね!(笑)

投稿: taro | 2005/09/25 20:27

terryさん、こんばんは!
そうですね。今回は釣果以上に
FFそのものを凄く楽しめた釣行に
なったなぁと思ってます。
単に釣るということだけでなく、
そこにいい旅があり、いい仲間がいる。
ホントFFと出会って良かったです。

来年は是非ご一緒しましょう!

投稿: | 2005/09/25 21:54

taroさん、毎度です!
ほんと愛知って絶好のポジションですよね。
転勤族だけど、正直もう離れたくないです(^^)
来年はまだ名古屋だと思うので
木曽方面含め、是非ご一緒しましょう。
単独釣行では怖くて行けない山奥の渓
なんかに行って尺連発…。
そんな桃源郷に行ってみたいですねう!

投稿: | 2005/09/25 22:01

洋さん、お疲れ様。来シーズンも宜しく。
処で私のあの画像、なんとなく分かっていましたが、かなりデブってますね。先日、会社の健診で私は標準よりもプラス26キロだそうです。
こりゃ~毎週、渓流を釣上がってダイエットしなくてはならないですが・・・・。(笑)

投稿: ライズ | 2005/09/26 08:31

洋さん、お疲れ様でした。
今シーズンをしめくくる2日間、木曾の渓を楽しむことができてよかったですね。
私もシーズン終盤は来シーズンに向けて、新しい川に入ったりして楽しみましたが、なかなか難しかったです。
また来シーズンは、洋さんの情緒と情景を感じさせる釣行記、楽しみにしています。

投稿: standy | 2005/09/26 10:40

おつかれっしたー!
ホントあっという間のシーズンでしたが、ブログへの更新頻度などからみても、充実しまくりのシーズンだったと思われます^^来年もこのペースでガンガンいきましょう!

冒頭の高速道路の写真。なんだか泣きそうになりますです(爆

投稿: いぬ太郎 | 2005/09/26 12:47

ライズさん、お疲れ様でした!
渓を釣り上がるのって、
結構な運動になりますからね~。

シーズンは終わり、これからは食欲の秋。
僕もダイエットしなくちゃなぁ(笑)

投稿: | 2005/09/26 21:52

standyさん、ありがとうございます。
最後が楽しかった分、もう渓に行けなくなると
思うとホント寂しいですね。
来週、フラッと渓に向かっちゃいそうで
コワイです(笑)

来シーズン新しく行ってみたい川も
一杯ありますし、今から楽しみです、
って早すぎますね^^
来シーズンも宜しくお願い致します。

投稿: | 2005/09/26 22:13

いぬ太郎さん、こんばんは♪
おっしゃる通り、いろいろな意味で
充実のシーズンでしたね。
タイイング含め、皆さんにいろいろ
教えていただいたお陰です。

来年もこのペースで頑張りたいです^^
久々に北海道にも行ってみたいなぁ。
その時はよろしくですm○m

投稿: | 2005/09/26 22:20

洋さん、お疲れ様でした!!
ファイナル間近にして新規開拓したりと、、素晴らしいシーズンだったようですね。いつかきっとその開拓した渓で大爆発の釣果が得られることを祈ってますよ。

来シーズンはぜひ僕もご一緒させてくださいね。

投稿: Rolly | 2005/09/26 22:24

Rollyさん、毎度です!
ほんとにFF始めて以来
一番楽しいシーズンでしたね。
来シーズンが今から楽しみです。

来シーズンこそは、ご一緒しましょう^^
その前に清掃会では宜しくお願いします。

投稿: | 2005/09/27 21:17

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