2009/06/21

イワナと僕の歌

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土曜日は久しぶりの単独釣行。単独釣行には、単独釣行の良さがある。
考えてみれば、僕の暮らしは、いつも家庭やオフィスで絶えず誰かと一緒に過ごすことが多い。「寂しくない」ということではとても幸せなことなのだけど、純粋に一人になれる時間も僕にとってはとっても大切だ。

この日は、車のCDチェンジャーから子供向けのCDを抜いて、10年以上前によく聞いた染谷俊というシンガーソングライターのCDを差し込んだ。
フィールドへ向かう高速道路の上空が白んできたころ、久しぶりに彼の唄を聴く。

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2009/06/13

So Far So Good

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サカナを取り込む瞬間、僕はおそらくそのことしか考えていない。
腰を落とし、ロッドを引いて、寄ってくるサカナをただの一心にネットで掬う。
36歳の男がそれなりに抱える世間体も、仕事のしがらみも、日々の暮らしのつまらないイザコザとかそんなもの全て、僕の頭にはないのだ。
釣行のスケジュール調整、今日のために巻いた毛鉤、行先、区間、流れのポイント、キャスティング、ドリフト、アワセ…、数えきれないプロセスを経た最後の瞬間に集中して、僕はネットを水面に突き出してイワナを迎える。無事ネットに入ったそのイワナが思った通りの良型であることを確認すると、僕は満面の笑顔で天を仰いだ。
そんな風にしていくつかのイワナを寄せる度に、日々の暮らしで少しずつ疲弊した何かを僕は取り戻し、回復していく。瑣末なことは清冽な流れに洗われ、渓の空彼方に散り散りになっていくのだ。

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2009/05/24

雪代バウムクーヘン

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その渓に降り立って、しばらく川面を見つめていると、ポッと水面に白い花が咲いた。
おっ、カディス。しかも、かなり大きいやつだ。
ソイツが羽をバタつかせながら水面を滑っている。
その次の瞬間、淡い褐色のサカナが、まるでパウムクーヘンが水面に突き出たかのようにバサッと半円を描き、水底に消えた。
カディスは跡形もなく消え、そこには波紋だけが残った。

( ̄ー ̄)ニヤリ。8寸はカタい。

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2009/05/09

湘南の風 南アルプスの峪

Shounan

5連休だった今年のGW、僕はカミさんの実家がある神奈川県の茅ケ崎でのんびり過ごしたんだ。いつものことだけど、この期間は、どこへ行っても混んでるだろうからね。
家族で茅ヶ崎海岸に繰り出したり、娘と二人で近所を散歩したり…。
渋滞や人込みを避けて、心静かに過ごす…。それが僕のGWの過ごし方だ。
遠くに江ノ島を臨む砂浜で、湘南の風に髪をなびかせる愛娘と遊ぶ、午後のひと時。
うん、うん、まさに至福のひと時だね…。

えっ、釣りですか?

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2009/04/30

My trial under the blue sky

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5寸ほどの綺麗なアマゴを取り込んで暫し見惚れたあと、素早くリリースしようとした僕に友人が笑ってこう言った。
「あれー、洋さん、写真撮らなくていいの?」
僕はアマゴを流れに戻しながら、こう応じる。
「いいんだよ。もっといいのを釣るからさ」。
綺麗な青空の下、まだ肌寒い朝の出来事。
この時はそう信じていたのだけど、今考えりゃ、あのアマゴの写真、やっぱ撮っとときゃ良かったなと(笑)

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